施工管理技士とは

施工管理技士という資格を聞いたことがない、という方はそれなりに多いです。しかし、とても大切な資格です。では、どのようなものなのでしょうか。
施工管理技士は、施工管理技術検定、という試験に合格するともらえる資格です。仕事内容としては、工事の工程を管理する、工事の原価を管理する、安全を確保する、品質を管理する、などというものです。つまりは、監督業であると言えるでしょう。また、施工管理技士には1級と2級があり、1級のほうが上位資格で、できることも幅広くなります。
施工管理技士という資格は、建設業界において、とても重宝されます。少子高齢化による人材不足で、そのような資格を持っている人材が、基本的に不足しているからです。
施工管理技士になると、現場の監理技術者や、主任技術者になる、という道を選ぶことができます。また、ある専任の技術者になる、という道も選ぶことができます。とにかく選択肢が広がることは間違いありません。
施工管理技士には、七種類あります。
土木施工管理技士は、トンネルや水道などの設備に関する資格です。
建築施工管理技士は、建物に関する資格です。
電気工事施工管理技士は、電気に関わる工事に関する資格です。
管工事施工管理技師は、配管に関わる工事に関する資格です。
その他、造園施工管理技士、建設機械施工管理技士、電気通信工事施工管理技士、というような資格があります。
自分の興味のある資格を取得し、将来の選択肢を広げましょう。